読むだけで強くなれる剣道ブログ

大学まで全国区だった元剣士が剣道を理論的に分析するブログ。剣道の上達法、使える技をご紹介

自信を持つこと

前回の「メンタル」に関する記事と重なってしまうのだが、強いメンタルの根底にあるのは「自信」である。揺らぐことのない自信と前回記事で書いたようなメンタルの作り方を組み合わせれば、そうそう試合で負けることはないと思う。

では、その「自信」とはどのように作られるのか。

一番は、「その相手と試合したことがある」という経験と、「自分の実力を考えたら次は(も)勝てる」という確信である。

強豪校は毎週のように練習試合を行う。練習試合の目的は色々あるのだが、最大の目的は、「経験を得る」ということである。「これまでに対戦したことある相手」と「対戦したことない相手」。考えてみたら分かると思うのだが、試合前に「怖い」と思うのはどちらの相手だろう。おそらく、「対戦したことない相手」の方が怖いだろう。強豪校は多くの学校と練習試合を組むことで、自信を持つための「経験」を得ている。その経験を元に、足りない部分を普段の稽古に落とし込んで成長していく。各強豪校はお互いの情報を知り尽くしているのだ。なので、差が付く部分は「練習試合で判明した課題を稽古でどう克服するか」だ。つまり、次に対戦したときに勝つための理論的な現状分析と、自信を持って次の試合に臨むための課題克服の稽古が重要となるのだ。今のところ、その点で最も優れているのが九州学院(米田監督)と言えるだろう。

なので、以前の記事でも書いたように、ビデオを見たりして「対戦相手の分析をする」というのは自信を持つために非常に有効な行為だ。そして、稽古はあくまで試合を想定して、どんな技が打てれば勝てるのか、どんな試合運びをしたら勝てるのか、逆算して取り組もう。

なお、全国のトップを目指すなら、やはり強豪校に進学するのが一番だ。それだけの「経験」を得られるのだから。その環境にない人(の方が多いですよね汗)はとにかく研究しまくって、「試合のための稽古」に取り組むしかないと、私は思う。