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大学まで全国区だった元剣士が剣道を理論的に分析するブログ。剣道の上達法、使える技をご紹介

「三ヶ所よけ」を打開する唯一の方法

さて、たまには剣道っぽい記事も書いていきたい。今日のやつはいいですよ。

 

剣道家なら誰でも一度は悩まされることになる「三ヶ所よけ」。このデイフェンスを上手く使ってくる相手は非常に厄介だ。これをどう打開するか。唯一とも言える技を紹介したい。

 

 

この時点で「え?」と思った人も多いだろう。「逆胴」もしくは「突き」、「下から回して小手」、この辺の技で対応できるのでは、と。8〜9割は逆胴か。もちろん、自分の攻めが十分に効いていて、完璧に相手を崩せているのならそれで良い。以下に説明する技を使う必要は無いだろう。

だがしかし、本当に三ヶ所よけの使い方が上手い相手にはこれらの技は使えない。例えば逆胴を狙ってもその瞬間に頭をカチ割られるような引き面を食らうのがオチだ。

はっきり言って、99%の指導者は対抗策をあみ出せていない。「逆胴狙え」とか言ってる時点で正直私は「知らないな」と思ってしまう。

 

対策が難しいのは、三ヶ所よけが上手い選手は三ヶ所よけの形で留まらないところ。

★打ち気を察知→三ヶ所よけ解除→引き面のカウンターor肘で逆胴をよける

という流れ。厄介極まりない。

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右の選手に注目(この写真は三カ所よけではないが)。「逆胴来るかも」と察知した瞬間に、

 

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防御を解除して、肘で逆胴を防ぐ

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そこでまずは、引き面のカウンターを食らわないように飛び込み面(上から被せるような面打ち)を2、3回見せておこう。三ヶ所よけの上から打つのだ。当たらないが、それで良い。ポイントは打つ前にちょっとだけタイミングをずらすこと。トン、と間合いを詰めたり、ジリジリ中心を張って溜めを作ったりして打つ。

つまり、このタイミングは危ないよ、と思わせるのだ。カウンターの引き面を出しても「飛び込み面vs引き面」の相打ちになるイメージを植え付けるわけである。(当然、この場合は前に出る飛び込み面が有利)

これでカウンターの発動は防げる。よって、

上の★参照 【引き面のカウンターor肘で逆胴をよける】

この「カウンター引き面」が無くなるので、逆胴と察知したら肘で逆胴をよける形へと誘導するのだ。

ここまでが一本取るまでの「布石」の話。何度も言っているが、一本を奪うためにはその前の過程が大事。そこを疎かにしてはならない。

 

そして、この「肘で逆胴をよける形」は当然、面がガラ空きになる。そこに面を叩き込めばよいのである。

なので、技としては「逆胴見せ面」と言えるのだが、、、、普通の逆胴見せ面では不十分だ。

これまた上手い相手はそれさえも見破る。逆胴がフェイントであることをすかさず察知し、のけ反ったりくっ付いたり、はたまた首だけでよけたりと、面は絶対打たせない。

ではどうするのか??

 

 

これまた長くなりすぎたので続きにします。

 

コメントも返していきますね。コメントいただいた方、返信が遅くなり大変申し訳ございませんでした🙇🏻