読むだけで強くなれる剣道ブログ

大学まで全国区だった元剣士が剣道を理論的に分析するブログ。剣道の上達法、使える技をご紹介

小手打ち後の高速の「詰め」

こんばんは。

今回は手短に、簡潔にいきます。

以前、「小手技」のところで少し触れたのだが、「これは非常に大事だ!」と試合動画を見るたびに再認識させられる事柄について。

テーマはとてもとても地味なのだが、「小手の後の詰め」。  

ここ十年ぐらい、小手技というのは実は剣道界のトレンドだと思う。ちょっとだけ手元を挙げたところに刺すように切り込む小手。全日本選手権に出る選手は全員これが上手い。昨年決勝の勝見選手の決まり手もこの技だったし、木和田選手が優勝したときも確かこの技だった。

(技の解説についてはかなり詳しく述べているので読んでみてください↓)

コテの基本「詰めて、コテ」。高鍋、内村、畠中選手等の動画を参考に理論をまとめる - 読むだけで強くなれる剣道ブログ

 

 上の解説記事では軽くしか述べていないのだが、打突後の「詰め」の足運びについて。

 

普通の動きは、

小手!右足で踏み込み

左足の引きつけ

右足

左足

という形になる。

 

これを意識の上では、

小手!右足踏み込み

右足をもう一歩出す

左足の引きつけ

右足

左足

としてみよう。

 

「右!右!左!」だ。

 

これ、意味がわからないという人が多いだろう笑。

でも、一度やってみてほしい。エア剣道で、今すぐに。

 

実際にはいくら意識してもやはり「右、左、右」になってしまう。

 

だが、、、、異変を感じなかっただろうか。

その「右、左、右」の足の運びがかなり高速化された感触を。

 

ある程度剣道を続けていれば、「右、左、右」の足の運びはもう体に染み付きまくっているので変えようがない。

ただ、「右、右、左」という極端な意識を置くだけで、「右、左!右!」と2,3歩目が猛烈にスピードアップするのだ。

 

この2,3歩目というのは引きつけと寄せの足運びなので、ここを高速化できれば応じ技や後打ちされる危険性はかなり少なくなる。応じ技への恐れがなくなると、打突にも思い切りとキレが生まれる。

 

実はこの素晴らしい「意識」、剣道が強い女の子とお酒を飲んでいるときに教えてもらった。

とてもかわいい子で、女子トーク全開、シモネタ全開の子だったのだが、ちょっとだけ話した剣道の話がこれで、強烈に印象に残った。(その後のお持ち帰りには失敗した)

やはり剣道が強い人間というのは男女問わず、色々考えているなと感じさせられた出来事だった。

 

今回書いたことは、意識だけでできるシンプルなことなので、ぜひ明日の稽古からでも試して頂きたい。