読むだけで強くなれる剣道ブログ

大学まで全国区だった元剣士が剣道を理論的に分析するブログ。剣道の上達法、使える技をご紹介

最高の稽古とは、、、これだ!

前々回の記事で、「最高の稽古とは何か?」と質問形式で投げかけてみた。

多くの返信ありがとうございました。

今回はその答えについて書いていく。

今回はこちらの記事に対する回答です↓

剣道において強くなるための最高の稽古とは - 読むだけで強くなれる剣道ブログ

 

まず、毎日のように送られてくるコメントを読むたび、さすがこのブログの読者だと思った笑(おそらくこのブログの読者はレベル高いと思いますマジで)

「最高の稽古とは?」最初のコメントからいきなり正解が送られてきた笑

そう。正解は「試合」である。

私としてはなかなかひねりの利いた答えだと思っていたのだが・・・

 

 

理由について。

剣道で勝とうと思うのならば、「自分がどこを伸ばすのか」「何が強くて何が足りないのか」「得意技、打てない技」など、全て頭の中に入れた上で稽古すべきである。そのための最大の分析対象となるのが自分の試合だ。

「ああ〜、あの技が打てたらな・・・」

「もっと余裕を持ったディフェンスができないと・・・」

「上と下の攻め分けができていたら・・・」

試合が終われば何かしら課題が見つかるものだ。特に負けたときは脳みそではなく強烈に心に刻まれる。それこそが最大の糧となり、今後進むべきベクトルとなる。

そして、道場で行う稽古というものはその改善点を克服するためのものでしかない。いくら素振りをしようが、切り返しをしようが、掛かり稽古をしようが、ベクトルが違っていれば成長にはほとんど繋がらないだろう。

 

中学でも高校でも、強豪校の監督というのはそれがよく分かっていて、とにかく練習試合が多い。おそらく例外はないと思う。一ヶ月に4週あるとしたら2〜3回は少なくとも練習試合を入れる。毎週必ず、というところもある。

思い返せば印象深いのが兵庫県の育英高校。彼らと話しているとき、「ウチの稽古は楽勝やで。汗もかかへん」みたいなことを言っていた。(それにしちゃ何で強ぇーんだこいつら?先生が怖いから?)と当時は思っていたが、今よく考えると彼らは遠征の数が半端ではなかった。毎週必ず遠征、部のバスで日本全国周っていたのではないだろうか。

 

今回、なぜこんな記事を書いたのかというと、どうやらこのブログを見ている方の中には30〜50代の”第一線は退きました”層の方が多いようなのだ。そういった方から質問を頂くことも多いのだが、出来ることなら(というより、出来ないことはない)試合に出た上でこちらのブログの記事をご利用頂ければ、と思う。稽古だけで強くなろうとしているのなら・・・おそらくかなり厳しいと思う。なによりそれでは客観的に自分の剣道を見つめることが出来ない。("オッサン剣士"になったらダメだ!)(なぜ試合に出ない?負けるのを恥ずかしがるな!)

 

そして、これは私からの押しつけだが笑、どうせ剣道のようなハードなスポーツをやるのなら、ガチでやった方が良い(以前にも述べたことがあるが、絶対にそっちの方が楽しい!)。40代だろうが50代だろうが高校生や大学生に試合で勝てるような剣道を目指すべきだ。勿論、体力面でハードに鍛え上げる時間を持てる人は少ないと思うが、そこをどう保つか、また技術で克服するかを追求すべきだと思う。

 

数年前、ボクシングの「バーナード・ホプキンス」という人は48歳で世界チャンピオンに返り咲いた。剣道よりも遥かに過酷なボクシングという競技において。剣道でそれが出来ない理由はどこにもないだろう。

 

まあ、こんなことを押しつけるあたり、私もオッサンということだろう笑。